読書を始めたいけど何から読もう?ー良書の選び方

哲学

大学進学や社会人デビューして、「本を読んで勉強しないとなぁ」と漠然と考えつつも、何を読んだら良いかわからないですよね?

読書好きの友人がいたら勧めてもらうのも良いと思います。

しかし、本に詳しい人が周りにいない、もしくは、勧められた本が肌に合わないといったこともあるでしょう。

そのような時は良書を自分で選ぶのは大変です。
本記事では良書の選び方となぜ良書を選ぶのかをご紹介したいと思います。

あくまで読書習慣がなく、全く何を読もうか見当がつかない方向けです

良書の選び方

そもそも「良書」って言い方が曖昧かと思いますので、「ためになる本」と定義します。
それでは早速ですが、ためになる本の簡単な選び方を紹介します。

書店に行って下記の条件の本を手に取ってパラパラとめくってみてください。
その中でご自身が少しでも気になった本を選べば良いと思います。

  • 書店で平積みされている本
  • 書店でポップや店頭映像で紹介されている本
  • 「ベストセラー」「何万部売れた」のように売れていることがわかる本

要するに話題の本ですね。
特に長い間平積みにされていたり、お店の目立つところに大量に置いてある本から見ていくのが良いと思います。

話題書の中には「難しいな」「分厚くて、とてもじゃないけど読めない」というものもあると思いますが、自分に合わなそうなものは読書候補から外して良いです。

また、本棚の隅に気になる本があった場合は、それから読んでも良いと思います
上記の条件はあくまで「読書を通じて、何となく知見を広げたいけど何から読んで良いかわからない」という方向けです。
実際に書店へ足を運んで、自分の興味が持てる本を見つけたのであれば、その本から読み始めるのがベストです。

なぜ良書を選ぶのか

先ほど、本を選ぶ条件として、3点挙げました。
その理由をお話しようと思います。

3点に共通していることは大勢の人が読んでいる本ということです。
大勢読んでいる本から読むべき理由は下記の通りです。

  • 雑談の話題になる
  • 読んでいて理解できない箇所の解説を探せる
  • その本を読んでいる前提で話されても理解できる

雑談の話題になる

「雑談の話題になる」というのはイメージしやすいと思います。

友人や同僚に「〇〇っていう本を読んだけど、めっちゃためになって〜」というように話すネタになります。

もし、話した相手がその本のことを知っていたら、その本に関連する情報を教えてくれるかもしれません。
もし、知らなければ、その本の良さを伝えるといいと思います。

本の紹介がプレゼンの練習になりますし、実際相手が読んでくれて「タメになったよ」って喜んでくれたらこちらも嬉しくなります。
ただ本を読んでインプットするだけでなく、自分なりにその内容を咀嚼して紹介できることは、仕事でも勉強でも活用できる心強いスキルです。

読んでいて理解できない箇所の解説を探せる

「読んでいて理解できない箇所の解説を探せる」というのは文字通りなので、分かりやすいと思います。
読書に慣れていない、もしくは手に取った本が自分の専門外の分野だった場合、読んでいてわからないところが当然出てきます。

そんな時は検索すれば解説が出てきます。
大勢読んでいるので同じようなところで詰まっている人も多くなりますので、そのような方に向けて、解説記事やブログが必ず存在します

反対にあまりにマイナー過ぎる本だと解説が少なく、不明点が多く残り、読書のモチベーションも下がってしまいます。

その本を読んでいる前提で話されても理解できる

その本を読んでいる前提で話されても理解できる」はちょっとイメージしづらいかもしれません。

僕の周りで多かったのは、『金持ち父さん 貧乏父さん』に関することでした。
企業家とお会いする機会がそこそこあったのですが、例外なく『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んでいました。

『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで独立を目指すようになったという人が多かったです。
その本の考え方、例えば「資産とは何か」といったことをベースに話されるので、自分もその本を読んでいることで、その人の伝えたいことがより鮮明に伝わってきました

終わりに

普段、あまり読書しない方に向けてご紹介してみました。

今の時代、動画コンテンツや、ゲーム、SNSなど、情報が溢れかえっています。
読書も多くある中の一つの趣味という位置づけ、もしくはハードルの高い勉強という感じで、取っつきにくいかな、とは思います。

ただ、読書を通じてコミュニケーションの幅が広がることは間違いありません。
肩の力を抜いて「読書」を始めてみませんか?

最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!

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