社会人になると1度くらい「異業種パーティ」に誘われることがあるのではないでしょうか?
異業種パーティという名目ではなくとも、友達の友達が開く飲み会、普段交流のない人が集まってみんなで飲もう、といった初対面同士が集まる飲み会に参加する機会はあると思います。
「誘われたはいいけど、どんな話をするんだろう?」、「何だか不安」と感じる方も多いでしょう。
今回は僕の経験上、どんな雰囲気か、どんな話をするかお話したいと思います。
あと、ついでに大体この本の話題が出るっていうお決まりの一冊があるのでそれも合わせて紹介したいと思います。
異業種パーティってどんなところ?
会場について
さっそくですが、異業種パーティの雰囲気や概要について話したいと思います。
まず会場についてですが、大体アクセスの良い駅や、イメージの良いエリアが多い印象です。
新宿、品川、恵比寿など。
会場は小さめのバーを貸切ったり、キッチン付きのレンタルスペースを借りていることが多いです。
小さめのバーだと店員が飲み物や食べ物を用意しますが、レンタルスペースの場合は主催者と協力者で飲み物と食べ物を用意しています。
レンタルスペースでやる場合は参加者も一緒に料理をする場合があります。
みんなで一緒に料理をすること自体を楽しむという趣旨があります。
一般的には異業種パーティだと前者の小さめのバーを貸切った方のイメージが強いと思います。
後者はどちらかというとホームパーティというイメージに近いと思います。
(本記事では初対面が集まるという意味では同じなので同列で扱っています。)
雰囲気について
次に雰囲気についてです。
小さめのバーを貸切って開催する場合は、立ち飲み形式で、ぎゅうぎゅう詰めのことが多いです。
数人グループがあちこちにできており、それぞれ自由に話している感じです。
気軽に話に割って入って話しやすい雰囲気ではありますが、話すのが苦手な方にとってはどうして良いか分からなくなるかもしれません。
レンタルスペースを借りてやる場合は、参加者が動くことも多いです。
準備をする都合上、必ず話す場面があり、話すのが苦手な方でも作業を通じてコミュニケーションを取るので打ち解けやすいと思います。
異業種パーティに参加するメリット
参加するメリットは下記の通りです。
- 普段接することのない業種の人の話が聞ける
- 新しい人との出会いで良い刺激を受ける
- 初対面の人と話す練習になる
- イベント系の飲み会の場合、イベント自体が楽しい
普段、会社の人や決まったメンバーとしか接しない方にとっては新しい出会いが良い刺激になることでしょう。
また、バーベキューやハロウィーンなどのイベントの場合もあります。
ハロウィーンだとみんなで仮装したりもするので、飲み会自体が楽しいことがあります。
異業種パーティに参加するデメリット
参加するデメリットは下記の通りです。(注意点も含む)
- 飲食の内容の割に参加費が高い
- 参加者同士で気を使う
- 連絡先交換が禁止の場合がある
- 知り合った人と後日会うとネットワークビジネスや投資の勧誘がある
人と話すのが苦手だったり、人混みが苦手だと、参加しても楽しめない恐れがあります。
また、その場で楽しくてもう1度会いたい人がいたとしても、連絡先交換NGの会もありますのでご注意ください。
連絡先を交換したのは良いものの後日何らかの営業を受けることもあるので気を付けましょう。
(もちろん、今後つながる良い出会いもある可能性はあります。)
大体どの飲み会でも話題になる一冊
絶対に読んでおきたい一冊
大体どの飲み会でも話題になる一冊はズバリ・・・
『金持ち父さん 貧乏父さん』です!
有名な本ですし、どの本やでも目立つように置かれているので、少なくとも名前は知っているのではないでしょうか?
今回話題にしている異業種パーティにはいわゆる「意識が高い人」が集まることが多いです。
特にその飲み会のキーパーソン(主催者やパトロン)は、ほぼ確実に読んでいます。
「この本を読んで、副業を始めて独立したんだ〜」といったことを話す起業家は僕の経験上、非常に多かったです。
この本の話で盛り上がって人脈が広がるかもしれません。
本の内容も既存の価値観を一変するような良い内容ですので、是非とも読んでみてください。
概要
『金持ち父さん 貧乏父さん』の概要だけ触れようかと思います。
著者ロバート・キヨサキさんの実体験から学んだエッセンスが詰め込まれている本です。
最初は2人のお父さんが出てくる複雑な家庭環境かな・・・と思ったのですが、そうではありません。
著者の実父が貧乏父さん、友人の父親が金持ち父さんです。
貧乏父さん(実父)は高度な教育を受けたいわゆるエリート、金持ち父さん(友人の父親)は高校すら卒業していません。
そんな二人の父親からの教えは全く方向性の違うものでした。
貧乏父さんからは「勤勉に働くことこそが良いことだ」と言われ、金持ち父さんからは「働いて稼いだお金で満足できるのか?本当に金持ちになりたければ考えなさい」と言われるのです。
メタな解釈をしますと、貧乏父さんは「大衆の考え」、金持ち父さんは「大衆から抜きん出た金持ち」を象徴しています。
日本でも一般的に言われる、「良い大学に入り、良い会社に入社すれば安泰」という「大衆の考え」に警鐘を鳴らす内容になっています。
僕が初めて読んだときに一番印象に残ったのは「お金の流れの読み方を学ぶ」という章でした。
特に資産と負債の違いについての考え方が衝撃を受けたのを覚えています。
僕は当時、日商簿記2級まで取得していたので、貸借対照表上での資産と負債については多少の理解がありました。
ただ、金持ちにとっての資産と負債の捉え方はシンプルでわかりやすいものでした。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ p.80
負債は私のポケットからお金をとっていく
ちなみにこの考えに基づくと、家(いわゆるマイホーム)は資産ではなく負債ということになります。
なぜなら、マイホーム購入のためにローンを組んで毎月支払いをすることになるからです。
そして、金持ちは資産、すなわち「自分にお金をもたらすもの」を増やすことに注力します。
それは不動産の家賃収入や株式の配当金など、一般的に不労所得と呼ばれるものです。
マイホームや車などを購入する場合、多くの人はローン(負債)を組むと思います。
しかし、金持ちはまず資産を増やし不労所得を得られるようになってから、マイホームや車などを購入するというのです。
すなわち、金持ちは負債を抱えないということです。
金持ちは負債がないのでさらに投資に注力し、より多くのお金を稼ぐことができるようになります。
購入する順番を変えるだけで負債を抱えなくて済むというのは、手品じみた手法に思えますが、それこそが金持ちになるために必要な発想なのだと感じました。
このほかにも自分の常識を覆すような金持ちの考え方が学べますので、『金持ち父さん 貧乏父さん』を是非とも読んでみてください。
オススメ本とセットで読みたい本
僕の場合は、『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んでいたので、起業家の方に『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を勧めてもらいました。
僕の感想としては2冊とも読むことを強くお勧めします。
『金持ち父さん 貧乏父さん』で資産とは何かを学び、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』で自分の現状の立ち位置を確認し、どうすればお金持ちになれるのかを知ることができます。
終わりに
異業種パーティは新しい出会いがあり、良い刺激を受けることがある反面、話すことが極端に苦手な人にとっては時間もお金も無駄にした感じがすることもあります。
ただ、話すのが苦手でも経験だと思って1度参加してみるのも良いと思います。
もしかすると自分の中で新しい発見があるかもしれません。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!