会社や学校の催しでビンゴ大会やクイズ大会を企画した時に景品についても悩むことが多いのではないでしょうか?
「景品を何にするか?」というのはもちろんですが、「良い景品はお偉い方に渡さないと場の雰囲気が悪くなるのではないか?」ということを危惧する方もいらっしゃると思います。
また、「男性向け・女性向けの景品を用意したけど、大丈夫かな?」と心配になることもあるでしょう。
そもそも、ビンゴやクイズの性質上、文句を言う人はいないと思いますが、企画を任される方はやっぱり気にしちゃいますよね。
どの景品が誰に渡るか、完全に運任せだと困るという方に向けて、ある程度渡す相手を操作できる方法をお伝えしたいと思います。
男性向け・女性向けの景品というのも基本どちらが当たっても問題ない無難なものを選ぶのが良いとは思いますが、それぞれ事情があるでしょうから、渡すところで工夫すれば対応は可能です。
景品の渡し方
ビンゴ大会の場合
ビンゴ大会だと大まかな流れは以下のようになると思います。
- ビンゴカードを配る
- ビンゴ大会のルール説明・景品の紹介
- ビンゴ開始
- ビンゴカードで列が揃った方に景品を渡す
一般的に、ビンゴの早い順に1等賞から順に渡すか、改めてクジを引いてもらってどの景品を渡すかを決めると思います。
ここで、渡す相手を操作する時のポイントがあります。
下記のことを上の流れに追加してください。
・ビンゴ成立した方にクジを引いてもらう
・クジには等数ではなくアルファベットを記載しておく
・ルール説明時に「クジの結果どの賞になるか最後に発表する」旨を伝える
後は最後の発表時にアルファベットを読み上げ、そのクジを引いた人に前に来てもらって、その場で渡す景品を決めてしまいます。
この一言だとわかりづらいので具体例を挙げます。
■具体例
1〜3等賞まで景品があり、ビンゴしたのが部長と課長と平社員の3人とします。
仮にこのビンゴ大会では部長に良い景品を渡したいとします。
3人にはそれぞれA〜Cのいづれかが記載されているクジを引いてもらっています。
司会の人が「Aを引いた方は前に出てきてください」と言います。
出てきたのが部長であれば1等賞を渡します。
出てきたのが、課長か平社員であれば、2〜3等賞を渡します。
それをA〜Cまで繰り返します。
つまり、ビンゴの順番もクジも関係なく、「誰か」だけを見て渡す景品を判断します。
この方法であれば男性が来た時に男性向けの景品、女性が来た時に女性向けの景品を渡すなど応用することも可能です。
クイズ大会の場合
クイズ大会においてもビンゴ大会とポイントは同じです。
クイズ大会の方式にもよりますが、景品を渡す対象者(クイズ大会の勝者)にクジを引いてもらって、「誰か」だけを見て、景品を渡すという流れは同じです。
クイズ大会の場合は、問題によってそもそも景品を渡したい相手が対象者にならない(クイズ大会で負ける)可能性があるので、問題の方で調整するか、グループ分けをすることをお勧めします。
例)
- お偉い方が得意の問題を用意する
- 男女それぞれがわかる問題を用意する
- グループ分けをする際にお偉い方を必ず1チームに一人入れる
- グループ分けをする際に男女比を調整する
注意点
ビンゴ大会もクイズ大会も景品の渡し方によって、ある程度は相手を選べますが、ピンポイントで誰か一人を狙うには運も必要になってきます。
なので、良い景品をお偉い方に渡す場合であれば、「一番偉い人だけでなくTop1〜5までの方に渡せれば雰囲気は悪くならないだろう」という割り切りも必要です。
もちろん、外れの賞を多くして、そもそも景品を渡せる対象者を増やせば、その対象に入ってくる可能性は高くなります。
対象の中に渡したい方が入れば後はクジを引いてもらって操作できるので、景品を多く用意するのはアリだと思います。
終わりに
この方法は実際に僕が大学時代のビンゴ大会で使った手法です。
クラブ活動の追いコン(いわゆる引退する先輩に対する飲み会の企画)で活用しました。
部員が3桁近くいたのでハズレ賞に10円の駄菓子を大量にいれて当選者をかさ増ししましたね。
部長・副部長・書記や人気の先輩の誰かに良い景品を渡す方法が何かないか考えた末に出てきた苦肉の策でした。
もし、同じように悩んでいる人の役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!