スケジュールを立てよう
まずは試験日と試験の申込み期間、合格するための勉強時間を調べましょう。
試験日と試験の申込み期間を知っておくのは当然といえば当然ですね。
合格するための勉強時間もGoogleで検索すれば参考情報が出てきます。
あくまで個人の主観で語られることが多いので何人かの意見を参考程度に留めておきましょう。
これらを調べた上でスケジュールを立てていきます。
宅建を例に考えてみると下記のような感じです。
試験日 :10月の第3週日曜日
申込期間:7月
合格までの勉強時間:100〜500時間
合格時間に幅がありましたが、大体300時間が多いようですので300時間で考えてみましょう。
勉強時間を1日平均2時間取るとすると300 ÷ 2 = 150(日)
約5か月になりますので、おおよそ4月末から5月初めから勉強をスタートすればいいということになります。
加点方式の分野と減点方式の分野を見極める
「資格試験に加点も減点もないでしょ?」と思われるかもしれません。
これは僕が資格試験を勉強する際に優先順位を決める方法です。
まずは減点方式の分野に力を入れ、得点源にすることで精神的にも楽になると思います。
加点方式と減点方式の定義
加点方式の定義は減点方式以外の分野です。
減点方式の定義は下記の条件のどれか1つでも当てはまっている分野です。
・毎回必ず出題される分野
・他の受験者が確実に得点してくる分野
・理解するのに時間がかからない分野
・試験全体で出題される割合が多い分野
実際の試験では減点方式の分野は満点、少なくとも8割以上は得点できるようにしましょう。
そして加点方式の分野で、合格点に届かない点数を埋めましょう。
まとめると
・減点方式は満点を十分狙える分野(得点源)
・加点方式は満点を狙えない分野(ボーナス)
得点源をベースにボーナスを加算して合格点へ近づける分野というイメージです。
加点方式と減点方式を分ける意義
加点方式と減点方式を分けたら、まずは減点方式に当てはまる方から勉強します。
なぜなら、減点方式の分野(満点を狙える分野)をマスターすれば、模試や過去問で安定してくるからです。
得点が安定すると本番の試験でも合格に近づきますし、普段の勉強に対するモチベーション維持にも役立ちます。
減点方式の分野が安定してくると、あとは加点方式の分野を勉強すればするだけ模試や過去問の点数が伸びてくるので、より爆発的に合格に近付いていきます。
1日のうちで勉強する”タイミング”を決めよう
多くの人は「1日○時間勉強する」って決めて勉強を始めるかと思います。
ただ時間を決めても、忙しくてもなかなか時間を確保できなかったり、
時間があっても余裕を感じて結局ダラダラ過ごしてしまった、なんてことありませんか?
正直なところ勉強を始めるのにもエネルギーを使う気がします。
そこで僕は1日の中でタイミングを決めて勉強に取り組んでいました。
僕が宅建の勉強をしていたとき、通勤時間が片道1時間ほどでした。
なので、通勤時間は立ってても座ってても必ずテキストを開くを徹底し、往復2時間の勉強時間を確保していました。
反対に通勤時間以外はテキストを一切開かないというのも徹底していました。
土日の場合は直前期まで午前中を勉強時間に当ててたりはしましたが・・・
他にも主婦の方でしたら、午前中に家族を送り出して家事が終わってから一人の時間に勉強するというのもありだと思います。
要するに毎日のルーティンの中に勉強を取り込めば自然と勉強時間を確保できるということです。
1日のうちこの時間帯は勉強をする、逆にそれ以外は勉強しないというメリハリが大切だと思います。
ルーティン化して勉強する時間の累積が多くなれば、模試や過去問も解けるようになって、ルーティン以外の時間でも自然と勉強するのが苦ではなくなると思います。
最初はルーティン化して軌道に乗ったら他の時間も勉強に充てていくとさらに好循環を生み、合格に近づきます。
終わりに
今回ご紹介した戦略で少しでも資格試験へのハードルが下がれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!