勉強開始前から受験直前期を意識しよう【セルフ・ハンディキャッピングの攻略】

勉強

突然ですが、大学受験、定期試験、資格試験など大事な試験直前に急に部屋の掃除をしたくなることがありませんか?
大事な試験直前、合格点を超えるように少しでも努力する必要があるのはわかっているのに勉強に身が入らないことがよくあると思います。

いわゆる「セルフ・ハンディキャッピング」という行為です。
セルフ・ハンディキャッピングは試験勉強最後の難関です。
今回は戦略的に克服する方法をご紹介します。

「セルフ・ハンディキャッピング」とは

そもそも「セルフ・ハンディキャッピング」とはどのようなものでしょうか。

一見成功から遠ざける迷惑な心理状況に思えますが、実は自尊心を守るためにあります。

もし、試験に失敗した際、自分の実力が足りなかったことが全ての原因ということになれば精神的なダメージが大きいですよね。

その失敗時のダメージを減らすために別の原因を作ろうとするのが「セルフ・ハンディキャッピング」です。

例えば、試験がうまくいかなかったときに「体調が悪かった」、「忙しくて勉強の時間が取れなかった」というような理由を作るのです。

体調が万全であれば、勉強の時間があれば、うまくいったのに、という自身の実力以外にうまくいかない原因を作ることで自分を守ろうとするのです。

「セルフ・ハンディキャッピング」を乗り越えるために

「セルフ・ハンディキャッピング」を乗り越えるには、戦略として対策することをオススメします

何らかの試験を受けることが決まっていて、これからスケジュールを立てる際にご参考ください。
スケジュールを立てる際に下記の2点を意識してみてください

  • やる気のある勉強開始時期に大量の勉強時間を確保する
  • 勉強することをルーティン化する

この戦略の狙いは「一生懸命勉強をした」と実感することと、試験で合格点(目標点)を超えるにはこんなに大変なんだという認識を持つことです。

一生懸命勉強した実感があれば自信がつき、そもそも失敗するという心配を考えなくなります。
また、合格に向けての勉強の大変さをわかっていれば、「もう2度と同じ勉強をやりたくない」と思うはずです。
そうすれば、「失敗すること」よりも「同じ勉強をもう一度やること」の方が嫌になるでしょう。

そうすれば失敗したときのダメージ軽減を忘れて、どうすればこの勉強地獄を抜け出せるかというところに焦点が当たります。

「失敗して傷つくのが嫌だ」というネガティブの気持ちを「もうこの勉強は嫌だ」というより強いネガティブな気持ちで塗り替えることで実際に僕自身も試験勉強を乗り越えました。

そうすることで「この直前期をクリアできれば勉強から解放される」と考えるようになり、最後のモチベーション維持に役立ちました。

そのためにも計画を立てる時点で直前期を意識する必要があると思います。

終わりに

「セルフ・ハンディキャッピング」の攻略法をご紹介しました。
大事な試験であればあるほど直前期は精神的に不安定になります。
個人的には体調を整えて本番で100パーセントの実力を発揮するように準備することが大事だと思います。
それは「セルフ・ハンディキャッピング」ではなく、戦略的に休息を取ったり、不安にならない程度に勉強をするということです。

直前期に体調を整えることを6割、直前の確認事項や過去問に4割意識して過ごせるように仕上げるのが良いと思います

最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!

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