資格試験や大学受験など試験勉強は誰しも経験することだと思います。
ただ、勉強を始めた頃はやる気に満ち溢れてゴリゴリ勉強できても、そのモチベーションを維持するのは大変ですよね。
本記事では、モチベーション維持する為に有効な方法をご紹介します。
スケジュールを決める
まずはざっくりでも良いのでスケジュールを立てましょう。
試験日までにどのような勉強をすれば良いか、やることを具体的に挙げるとスケジュールを立てやすくなります。
「今日は何をするか」というところから毎日考えているとモチベーションを維持するのが難しいので、必ず行いましょう。
試験日から逆算して「この月にはこの分野を終わらせる」ところをまず決めていきます。
そこからさらに1か月あたり、1日あたりにやるべき内容を振り分けていきます。
例えば、試験まで6か月の期間があれば下記のようにスケジュールを立てていきます。
- テキストは1周する
- 問題集は2周する
- 最後の1か月は総復習と過去問演習に当てる
↓
- 1か月目:テキスト1周する
- 2〜3か月目:問題集を1周する
- 4〜5か月目:問題集をさらに1周する
- 6か月目:総復習と過去問演習
問題集やテキストを複数周回する場合、2周目以降は期間を短くしても良いと思います。
1か月ごとにやることを決めたら、あとは1日あたりにどれくらいやれば終わるかの計算です。
これに関してはテキストによるので、単純にページ数を30日とかで割るか、単元・章ごとで1日の分量を割り振るのも良いと思います。
スケジュールを割り振る時には調整日も入れることをお勧めします。
いざ、スケジュールを立ててもその通りにうまくいかないことが多いです。
なので、「週に1日」や「月に1日」勉強を割り振らず、遅れた時に挽回できる日を設定しておきましょう。
ペースメーカーをお願いする
できることなら、試験の合格者にペースメーカーをお願いしましょう。
誰かの目があることで、モチベーションを維持しやすくなります。
スケジュールの割り振りが問題ないか、スケジュール通りにやっているけど模試の成績がなかなか伸びないといった悩みを聞いてもらえる相手が理想です。
月に1回程度面談して、勉強の進捗をみてもらいましょう。
ペースメーカーの人には遠慮なく指摘してもらうように頼むのが大事です。
ペースメーカーの人に何をどのように勉強しているかわかるように、毎日何をやったか記録をつけましょう。
自分自身の振り返りにも役立ちます。
日々の記録や模試の結果を基に、「このままの方法でいいか」「今のままでは良くないからスケジュールの見直し、もしくはテキストや問題集を変える」等の意見をもらいましょう。
勉強をルーティンにする
毎日勉強するタイミングを決めましょう。
「1日○時間勉強する」というと「勉強時間を確保しなければいけない」というところからスタートになり、勉強することそのもののハードルが上がってしまいます。
朝起きてから出勤・登校するまでの時間、いわゆる朝活をするというのも良いでしょうし、誰か他の人と勉強会(同じ資格勉強でなくても良いので)を定期的に行うなど、生活の一部として取り込むのが良いと思います。
僕が宅建を勉強していた時は通勤時間や移動時間に勉強していました。
往復2時間ほどありましたし、他の誘惑がスマホくらいしかなかったので集中して勉強できました。
通勤は毎日あるので通勤時間を勉強に充て、帰った後の時間は自由と決めれば、より集中して勉強できますし、メリハリがついて良いと思います。
合格した時のご褒美を用意する
合格した時に自分にご褒美を用意しましょう。
ご褒美があることでモチベーションの維持には役立つのはイメージしやすいと思います。
「前から買うか悩んでいたちょっと高いイヤホン」や「なかなか行けない温泉旅行」など、普段はやらないけど少し興味があること、楽しそうなことが良いと思います。
禁欲をしない
今までは「やること」でしたが、最後に「やらない」ことをご紹介します。
勉強時間を捻出する為にある程度は我慢が必要ですが、完全にやめるてしまうとストレスが溜まってしまいます。
例えば、「毎週スイーツを食べていたけど、合格までは我慢する」、「ゲームを毎日3時間やっていたけど、一切やめる」など。
このような何かを我慢する方法はオススメできません。
なぜなら、何かの拍子で禁止していたことをやってしまった場合、モチベーションが下がってしまいます。
例えば、「合格まで大好きなスイーツを我慢する」場合、友達との付き合いで、ついケーキを食べてしまうこともあると思います。
1度やってしまうと何か理由を探してさらに2度3度と自分のルールを破ってしまいます。
それが原因で「自分には無理だ」と勉強まで投げ出してしまう恐れがあります。
ただし、勉強の時間を捻出する為にある程度は我慢が必要な場合があります。
ゲームを毎日3時間やっているのを1時間に減らして2時間を勉強の時間に充てるなど、必要な我慢もありますが、全く禁止にするというやり方は避けましょう。
終わりに
勉強のモチベーションの維持についてお話ししました。
実際に試した中でも有効だったものを紹介しましたので、ぜひ活用して試験合格を目指しましょう!
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!