宅建を勉強する上で必要な問題集。
日々、テキストを読んでインプットするだけでは知識が定着しません。
しかし、いきなり過去問に取り組むのはハードルが高いと思います。
必要に迫られて宅建を勉強する方の中には、机に向かって勉強する時間を確保するのは難しい方も多いでしょう。
そこで今回は移動中でも手軽に勉強できる問題集を紹介したいと思います。
ポケット問題集
通勤等、移動時間を有効活用するため片手で持てるサイズで選びました。
オススメは下記の3冊です。
- わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600 2020年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 2020年版 出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集 【アプリ付き / 2020年改正民法対応】 (出る順宅建士シリーズ)
- 2020年版 ユーキャンの宅建士 これだけ! 一問一答集【「ポイントまとめ」コーナーつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
注意点
上記問題集はいずれも1選択肢についての正誤を問う形式です。
本試験では4つの選択肢から選ぶ形式です。
形式が違うことは念頭においておく必要があります。
しかし、4択とはいえ、文章のどこが間違いなのかを見極める力が必要になります。
選択肢の間違いを見つける力を養うためにも1つ1つの文章の正誤を問う形式をやる意味は十分あります。
わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600 2020年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
まずは資格の学校TACの問題集です。
初めて宅建を受験される方や、模試等で点数が伸び悩んでいる方には特にオススメです。
問題数が厳選されているため何周も繰り返し解いて、知識を定着させるにはちょうどいいボリュームになっています。
問題数:600問
メリット
この問題集には他の問題集にはない非常にオススメのポイントがあります。
問題文中に気をつけないといけないポイント、その問題の正誤のポイントに下線が引かれているのです。
なぜ、ここが大事かというと、宅建は引っ掛けてくるポイントが絶妙なので、なんとなく選択肢を読んでいるだけでは正誤を見誤ってしまいます。
それなのに、本試験では1つ1つの選択肢をじっくり読む時間もありません。
素早く1つ1つの選択肢の正誤を判断するためのポイントを問題文に記すことで、効率よく解くコツがこの1冊で身につきます。
デメリット
問題が厳選されているため、繰り返し解くには適していますが、裏を返せば問題数が少ないということになります。
また、今回紹介する問題集の中では一回りサイズが大きいです。
(気にならないほどのサイズ差ですが)
2020年版 出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集 【アプリ付き / 2020年改正民法対応】 (出る順宅建士シリーズ)
続いて、資格の総合スクールLECの問題集です。
1000問あるので、この問題集を何回も解いて定着すれば、かなり実力がつくと思います。
問題数:1000問
メリット
1000問あるので解き応えがあります。
問題数の割に他の2冊と大きさがあまり変わらず、持ち運びにも便利です。
(この問題数で新書ほどのサイズです)
また、アプリに対応しており、より手軽に移動時間を有効活用できます。
アプリ内では問題の正解率や実力診断もでき、弱点の把握や対策に威力を発揮します。
デメリット
他の2冊より問題数が多い分、値段も少しだけ高くなっています。
2020年版 ユーキャンの宅建士 これだけ! 一問一答集【「ポイントまとめ」コーナーつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
最後にご紹介するのは、生涯学習のユーキャンの問題集です。
ただの問題集だけではなく、ポイントをまとめたページが最大の特徴です。
問題数:800問
メリット
問題数は他の2冊のちょうど中間のボリュームになっています。
また、各章末にまとめページがついており、ポイントの整理に役立ちます。
移動中に知識を整理できるページを簡単に見れるのは魅力ですね。
問題集としてはベーシックな感じですね。
幅広い受験者にとって受け入れやすいと思います。
デメリット
ベーシックなので、逆にいうと、問題集として突き抜けた特徴が弱い印象です。
終わりに
移動時間を有効活用するためのポケット問題集を紹介しました。
これらの問題集でアウトプットの練習をして、模試等の点数のベースを築けていければ幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!
また他の記事でお会いしましょう!